犬っぽい名前の競走馬はなぜ今ひとつ結果が出ないのか?

 

面白い競走馬名をまとめたサイトはたくさんあるようですが、

「変わった競走馬名!なぜ犬?」のように、競走馬名を犬関連のみでまとめたサイトはなさそうなので、この記事を書いてみました。

まぁ、需要ないかもですね(;^ω^)

ブログって、たくさん記事書いてコンテンツ量を増やすことで検索順位も上がっていきますのでご理解くださいませ。

それはさておき、

なぜ馬主が犬にまつわるような名前を馬に付けるのか真意は分かりません。

ただ単に犬が好きなのか?

 

人間と犬とのかかわりは数万年前とも数十万年前から始まったともいわれています。

世の中、犬好きな人は多い。

アンケートを取った結果、

犬と猫で人気投票したら、結構な差で犬好きが多いことも証明されてるようです。

 

そんなわけで、

競走馬名に犬にまつわる名前をつけるのはぜんぜんアリですよね。

 

ただし、このように犬にまつわる名前を付けられた競走馬の成績はいまいちパッとしないような気がします。

そこそこ良血な馬もいますけど何故でしょうか・・・。

そこんとこ実際にみていきましょう。

 

 

犬にまつわる!?競走馬たち

犬を連想させてくれる競走馬をまとめてみました。

実際のところ、馬主さんがどのような理由で名付けたのか調べておりませんので、適当に読んでいただければ幸いです。

イヌノサンポ

かつて山形県に存在した上山競馬場で2001年デビュー。

宇都宮競馬場や足利競馬場(これらも廃止)でも走ったものの、

通算成績は39戦1勝。【1-2-6-30】

レースよりもお散歩が好きだったのかもしれない。

夜に犬の散歩をする女性のイラスト

オイヌサマ

2016年2月中山競馬場デビュー。

同年11月金沢に転厩。2019年6月に佐賀へ転厩し35戦ぶりの勝利。

トータルの戦績は53戦9勝。【9-2-6-36】

9勝もできれば立派だろう。

第5代将軍徳川綱吉の「生類憐みの令」を思い出させてくれる。

 

秋田犬のイラスト

オマワリサン

個性的な名前をつけることで有名な小田切有一氏の持ち馬。

2010年9月中山デビュー。

5歳で1000万下(千里山特別)を突破したが、2014年9月佐賀に転厩。

通算成績は45戦5勝。

【5-2-6-32】

脚質は安定してなかったが好位付けが多いところをみると、いければいきたかったのかもしれない。

オマワリサンなのに逃げるとは・・・。

犬のおまわりさんのイラスト

キャットアンドッグ

キャットアンドドッグにすると10文字になってしまう。

日本の競馬界には、アルファベット18文字(空白を含む)以内、かつカタカナ9文字以内というルールがある。

1998年1月デビュー戦は京都競馬場。

通算成績は20戦3勝

【3-1-0-16】

1000万下が壁だったのか?2001年10月引退。

Raining cats and dogsで「雨が土砂降り」という意味になるそうです。

猫と犬が一緒になると激しい喧嘩になりがちなので、「土砂降り」と訳すのでしょうか。

この馬は「猛烈」や「猛然」みたいな意味が込められてるかもしれませんね。ちなみに牡です。

猫と犬のイラスト

グレイハウンド

2001年5月中京競馬場でデビューの牡馬。

中央で7戦連続惨敗後、同年に名古屋に転厩。

地方ダートに変わると3歳時は馬券内も数回あったが、毎月2~3レースこなすという強行日程もあって結果は出なかったようだ。

通算成績は159戦5勝

【5-9-10-135】

狙ってたのは皆勤賞か。

イタリアン・グレーハウンドのイラスト

ココホレワンワン

2016年7月福島競馬場でデビュー。

中央競馬で12戦惨敗のあと、金沢へ転厩。地方の砂があっていたようで馬券に絡むことが多々あった。川崎、園田、名古屋へと移籍を重ね、2020年11月時点で現役の牡馬でございます。

通算成績91戦5勝

【5-7-13-66】

お宝を掘り当てるイメージがあるが、人気薄の時は3着が多かったがゆえに高配当にならなかった模様。

 

コトブキハウンド

なんたらハウンドという競走馬名は結構多い。確かに強そうな感じはする。

ハウンドは猟犬という意味。コトブキ~という競走馬は尾上松壽氏の持ち馬。

2018年1月中山デビュー。東京で未勝利戦ながら1勝を挙げることができたので、

地方名古屋転厩後はそこそこの結果は出ている模様。

2020年11月現在、現役です。

通算成績は27戦5勝

【5-1-4-17】

アフガンハウンドのイラスト

シェパードボーイ

日本でお馴染みのシェパード(犬)は、ジャーマン・シェパード・ドッグというドイツ犬。

英語のシェパードShepherd)は、「羊飼い」「牧師」などの意味があるが、実際のところシェパード(犬)が牧羊犬として使われたことはないらしい。

競走馬のシェパードボーイは「羊飼いの少年」という意味なのかもしれない。

2019年3月、阪神競馬場でデビュー。

11戦3勝

[3-1-2-5]

ここ2走は結果が出てないオープンの壁か?

2020年11月時点で現役の競走馬です。もちろん牡馬。

ジャーマン・シェパード・ドッグのイラスト

ストームドッグ

直訳すると「嵐の犬」。アメリカにストームキャットという種牡馬として大成功を収めた馬がいたが、それに対抗したかっただろうか。

2019年7月に船橋でデビュー戦。

なかなかの活躍を見せるものの、中央(東京芝1400m)で出走してみると惨敗。

通算成績は18戦3勝

【3-3-4-8】

種牡馬になるのは無理だろと思ったら、すでに騙馬だった。

スパニエル

2020年11月現在、門別の短距離戦で活躍中の牡馬。

本来スパニエル犬種は特定の鳥猟犬のことを指す。

利口で容姿もいい為、ペットとしても人気なんだとか。

 

通算成績は10戦5勝

【5-3-1-1】

ブリタニースパニエルのイラスト

ダルメシアン

犬の品種そのまんまの名前を付けられた牡馬。

2012年東京競馬場でデビュー。

通算成績は37戦0勝

【0-1-3-33】

2013年10月に中央から地方へ転厩している。

2013年8月24日函館の未勝利戦まではそんなに悪くなかったが、

その後はトップと3~7秒ぐらいの大差で負けることが多くなる。

10走連続最下位を達成したこともあるし、とにかく負け方があまりにも酷くて何のために走っていたのか分からない。

2015年11月高知を最後に登録抹消。

ダルメシアンのイラスト

ドーベルマン

ドイツの犬の品種をそのまんま名付けられた牡馬。

ドーベルマン(犬)は「犬のサラブレッド」といわれていて、優美で筋肉質なスタイルと走力に優れる。

1998年8月に4歳で佐賀競馬場でデビュー、同年11月のレースを最後に登録抹消。

通算成績は6戦1勝

【1-0-1-4】

もしかすると「ドーベルマン刑事」から由来してるのかもしれない。

 

ドーベルマンのイラスト

トミノラブラドール

とても可愛い名前の牝馬。

1999年4月門別でデビューの牝馬。2001年4月浦和を最後に繁殖入り。

興味深いのは一度だけ中央競馬で出走したことがあって、

札幌500万下(芝1200m)で勝利したことがある。

なんとこのレースには後の桜花賞馬「チアズグレイス」も出走していたのだが、トミノラブラドールが10番人気ながら1着でゴール。

チアズグレイスは4着だった。

通算成績は16戦2勝

【2-2-2-10】

もう少し芝を走らせてみてほしかったような。

ラブラドールレトリバーのイラスト

パグ

2001年7月旭川競馬場(2006年に廃止)でデビューの牡馬。2003年9月の川崎を最後に登録抹消。

印象に残りやすい2文字の競走馬名だが、地方競馬で1勝しかできなかった。

日本では8月9日はパグ(犬)の日なんだそうで、SNSをはじめイベントなんかも開催されてる模様。パグにほっかむりやフード等を着けた写真をSNSへ投稿し、世界中のパグの健康と平和を願うのが慣例である。

なるほど、被爆地長崎への配慮が感じられる。

パグの鼻はぺちゃっと潰れてるので、個人的には競走馬に付けるのは違和感があるのだが。

通算成績は16戦1勝

【1-4-0-11】

パグのイラスト

バーニーズ

スイス原産の犬種「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」を連想させる。

およそ2000年以上も前から、アルプスの厳しい気候の中で、牧畜犬、護衛犬としてだけではなく、ミルクや乳製品、農産物などの輸送・運搬の際に荷車を引くなどの仕事をしていた古い犬種だという。

ここまで書いて恐縮だが、

もしかすると犬ではなく、アメリカの百貨店「バーニーズ・ニューヨーク」が由来してるかもしれない。

どっちでもいいけど、名前としての響きはいいと思う。

2013年1月に中山競馬場でデビュー。

2017年7月笠松を最後に登録抹消。

通算成績は31戦1勝

【1-5-2-23】

バーニーズ・マウンテン・ドッグのイラスト

ビーグルゴールド

一度も出走せずに登録抹消。いったい何があったのか・・・。

ビーグルのイラスト

プードルデコール

 

可愛いプードルを連想させる牝馬。

しかしプードルデコールは、粉糖の表面に油脂の特殊コーティングがしてあり、湿気のあるケーキにふりかけても溶けずに消えないデコレーション用の砂糖の商品名でもある。

犬かお菓子なのか由来は分からないが、現在は繁殖牝馬。

通算成績4戦0勝

【0-0-0-4】

プードルのイラスト

プードルネージュ

2016年6月浦和でデビュー。

同年8月のレースを最後に登録抹消か。

通算成績4戦0勝

【0-0-0-4】

登録抹消後、繁殖牝馬になったという記録はみつかってない。

 

ブルードネージュ(雪の玉を意味するアーモンドを使ったお菓子)と間違いやすい気がする。

プードルのイラスト

ブラッドハウンド

ブラッドハウンド(犬)は、ベルギー原産のセントハウンド犬種である。

「高貴な血を継ぐ純血の犬」を意味してつけられたもの。

しかし競走馬のブラッドハウンドは日の目を見ることはなかった。

2007年9月に中山競馬場でデビュー。

2008年10月の東京のレースを最後に登録抹消。

通算成績5戦0勝

【0-0-0-5】

ブルドックボス

デビュー戦は京都。

新馬戦の勝利から12戦目の千葉S(1着)まで、12戦中11戦が1番人気に支持されるなど期待は高かったようだ。

馬券的には美味しくなかったと考えられる。

4歳春以降、地方競馬の短距離重賞で常連になる実績馬。

8歳でフェブラリーSにも出走している(結果は13着)。

2020年11月のJBCスプリント3着を最後に引退。

中央と地方を合わせた総獲得賞金は3億8598万円。

ちなみに芝では一度も使われなかった。

通算成績44戦13勝

【13-9-9-13】

競走馬名は「犬種+ボス」にすると活躍するのかも!?

ブルドッグのイラスト

ボクサー

通算成績6戦0勝

【0-0-0-6】

犬かボクシングか?それとも歌(サイモン&ガーファンクル)なのか分からない。

京都⇒小倉⇒東京⇒京都⇒中山⇒阪神と競馬場巡りをして登録抹消。

ボクサーのイラスト

ポチ

2009年9月園田でデビューの牡馬。

ポチといわれると可愛い小型犬を思い出すが、競走馬のポチは馬体530kgを超える大型馬。ピーク時は550kgを越えていた。

でかいのにポチとは悩ましいネーミングだ。

通算成績11戦2勝

【2-4-2-3】

すべて園田競馬場で出走し、2010年に登録抹消。

メジロブルテリア

ブルテリアは18世紀中期にできたイギリス原産の犬である。

ブルドッグ(闘争性)とテリア(敏捷性)の資質を兼ね備えた究極の闘犬種として両犬の交配によって作出された。

メジロブルテリアがそれを由来にしてるかどうかは定かではないが、

結果はともなわなかったようだ。

1996年9月函館競馬場デビューの牝馬。1998年8月札幌の500万下を最後に繁殖牝馬になる。

通算成績17戦1勝【1-3-0-13】

 

ブルテリアのイラスト

ラブラドール

トミノラブラドールもいるが、こちらはよりシンプルだ。

1979年5月5日生まれ。

未出走馬で繁殖データも見つからなかった。

盲導犬と歩く男性のイラスト

ロットワイラー

ロットワイラー(犬)はドイツの品種で、もともとは主に牧牛犬や警備用として使用されていたらしい。

日本で大型犬のペットは流行ってないと思うが、ロットワイラーは世界的には大人気。

噛まれそうで怖い。

競走馬のロットワイラーは、2016年に中山競馬場でデビューの牡馬。

口向きが悪かったらしく、たったの3戦で登録抹消。

通算成績3戦0勝【0-0-0-3】

ロットワイラーのイラスト

ワンワンムスメ

犬と関係ないのかもしれないが、ワンワンなので一応入れてみた。

競馬場内が歓声で「わんわんと響く」という意味があったのかもしれないが定かではない。

2004年7月小倉競馬場でデビュー。もちろん牝馬。

2005年9月の大井で競走馬としての最後のレースを終えたようだ。

通算成績は11戦0勝

【0-1-0-10】

繁殖牝馬としてのデータは見つからなかった。

ワンワン吠える犬のイラスト

確かに成績は地味なようだが・・・

 

ブルドッグボスは競走馬として大成功したと言えるし、

トミノラブラドールはチアズグレイス(後の桜花賞馬)に勝ったことがある。

こういった犬っぽい名前の競走馬を調べるだけでも、

思わぬ発見があって知識の集積になりますね。

 

「ポチボス」「パグボス」等、出てくることを期待してます!

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