宝塚記念を勝ったけど同年の有馬記念で惨敗!そんな馬の共通点とは?

2020年12月27日、中山競馬場で第65回有馬記念(G1)が行われます。

1番人気が予想されるクロノジェネシスですが、はたして信頼できるのでしょうか?

最新の情報はJRA公式HPでお願いいたします。

宝塚記念を勝って同年の有馬記念に挑んだ馬たち(過去20年)

  宝塚記念を勝った馬 同年の有馬記念の成績
2020年 クロノジェネシス(2番人気)
2019年 リスグラシュー(3番人気) 1着(2番人気)
2018年 ミッキーロケット(7番人気 4着(8番人気)
2017年 サトノクラウン(3番人気 13着(4番人気)
2016年 マリアライト(8番人気 10着(6番人気)
2015年 ラブリーデイ(6番人気 5着(2番人気)
2014年 ゴールドシップ(1番人気) 3着(1番人気)
2013年 ゴールドシップ(2番人気) 3着(2番人気)
2012年 オルフェーヴル(1番人気) 出走せず
2011年 アーネストリー(6番人気 10着(5番人気)
2010年 ナカヤマフェスタ(8番人気) 出走せず
2009年 ドリームジャーニー(2番人気) 1着(2番人気)
2008年 エイシンデピュティ(5番人気) 出走せず
2007年 アドマイヤムーン(3番人気) 出走せず
2006年 ディープインパクト(1番人気) 1着(1番人気)
2005年 スイープトウショウ(11番人気) 出走せず
2004年 タップダンスシチー(1番人気) 2着(3番人気)
2003年 ヒシミラクル(6番人気) 出走せず
2002年 ダンツフレーム(1番人気) 出走せず
2001年 メイショウドトウ(2番人気 4着(2番人気)
2000年 テイエムオペラオー(1番人気) 1着(1番人気)

有馬記念で馬券外だった馬「6頭」を考察してみる

過去20年、宝塚記念を勝って同年の有馬記念に出走し、馬券外(4着以下)になった6頭をみてみる。

✅ミッキーロケット

✅サトノクラウン

✅マリアライト

✅ラブリーデイ

✅アーネストリー

✅メイショウドトウ

以上の6頭は宝塚記念を勝ったにもかかわらず、同年の有馬記念で3着以内に入れなかった馬である。

まずこの6頭に共通することは宝塚記念で2番人気以下であったこと。

メイショウドトウは2番人気、サトノクラウンは3番人気で上位人気していたが、

その他の4頭は6番人気以下。

つまり宝塚を6番人気以下で勝利した馬は、同年の有馬記念に出走しても大変厳しいことが分かる。

逆の言い方をすれば、宝塚記念を1番人気で勝利した馬が有馬記念に出走した場合、馬券内候補としてならかなり信頼できる。

宝塚記念を1番人気で勝利した馬が同年の有馬記念に出走した場合の成績(2000~2019)

2-1-1-0

過去20年なら馬券内率100%だ。

 

ただし同年の宝塚記念と有馬記念を制した馬は過去20年で4頭しかいない。

2019年はリスグラシューが宝塚&有馬のどちらも制したので、2020年宝塚記念を勝ったクロノジェネシスが2020年の有馬記念を勝てるかと言われたら、なかなか厳しい気がする。さすがに2019年に続き2年連続はないと考えたい。

しかし馬券内にくる可能性は十分高い。クロノは宝塚記念で2番人気だったからだ。

過去20年(2000~2019年)で宝塚記念を2番人気で制した馬の有馬記念の成績は、

1-0-1-1

唯一、馬券外(4着)だったメイショウドトウだが、2着とクビ+アタマ差だったので決して悪い内容ではなかった。

ちなみにこのレースは①アメリカンボスが2着に残るなど、内枠&先行馬に有利だったと考えられる。メイショウドトウはテイエムオペラオーと共に大外枠であった。

本当に枠順が厳正なる抽選で行われたのか甚だ疑問なレースだった。

2020年有馬記念「クロノジェネシス」は外せない!

簡潔にまとめてみた。

宝塚記念を1~2番人気で制した馬が同年の有馬記念に出走したら馬券内に来る可能性が相当高い。

逆に、今後宝塚記念を6番人気以下で制した馬が同年の有馬記念に出走しても期待薄である。

 

同年の宝塚と有馬をどちらも勝つのは難しい(過去20年で4頭のみ)ので、

2020年の有馬記念に出走予定のクロノジェネシスは馬券内(3着以内)の可能性は高いものの、

2~3着の紐か!?

 

 

 

 

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