北九州市はギャンブル王国?
夏競馬が開催中ですが、小倉も始まりました。(注:この記事は2020年夏に書いたものです。)
ここで少し競馬の話題から離れますが、
北九州市には競輪場と競艇場もあることをご存知でしょうか?
北九州市には、
✅小倉競馬場
✅小倉競輪場
✅若松競艇場
以上、3つの公営競技場があるんですね。
あとは、オートレース場があれば完璧?
いやいや、一つの都市に3つの公営競技場が揃ってるだけでも珍しい。
そんな都市って他にないですよね?
じつは門司にも競輪場があったらしいけど、2002年に廃止されたようです。
北九州市は、
1963年に門司、小倉、若松、八幡、戸畑の五市が合併して、現在に至ってるという経緯があります。
門司市⇒門司競輪(1950年開設、2002年廃止)
小倉市⇒小倉競馬場(1931年開設)、小倉競輪(1948年開設)
若松市⇒若松競艇場(1952年開設)
そんなわけで北九州市はギャンブル王国にしようなんて方針はなく、
1963年の五市合併によって、たまたま3つの公営競技が存在する都市になったわけですね。
ちなみに小倉競輪場は競輪発祥の地とされるのですが、1948年(昭和23年10月)の福岡国体の為に造られた自転車競走の為の競技場を競輪場にしようというアイデアから生まれたらしい。
誰のアイデアか知りませんが、大成功といえるのでは。
一方、今後オートレース場が開設されることはないだろうし、
話題の「カジノ」を誘致しても客はこないでしょう。
実際北九州市はカジノを諦めてるっぽい。
将来的に方向が変わるかもしれないけど、そもそも日本に「カジノ」は似合わないと思います。
日本人は欧米人と比べると派手さがなく、高度経済成長で豊かになったように見えるが本質は農耕民族で質素。豊かな欧米人に比べたら、日本人は贅沢をしない謙虚な性質の人が多いと思う。ただし競馬場にくると残念なこともある。一般席を離れる時に自分のスポーツ新聞を置いて「ここはオレの席だ」と主張する人がたくさん見受けられる。もちろん料金を払って指定席に座る方も一定数いるが、基本的に節約志向でせこい人が多い。
おっと、余計なことを書いてしまったか・・・。
小倉競馬場で強い馬が走ることはほとんどないが、過去にはドリームジャーニーが小倉記念を制したり後のオークス馬ダンスパートナーは新馬戦で走ったこともあった。騎手でいうならレジェンド武豊が騎乗するレースは多い。
九州は食べ物もおいしいのでぜひ遊びに行ってみたいなと思います!