馬を使った「発電装置」がちょっと切ない気持ちになるのはなぜだろうか
人や荷物の運搬はもちろんのこと、戦争や農業にも使われてきた馬。
中でもドラフト馬はけん引力が強く、人間がこなせない重労働も軽々とこなせてしまいます。
今回は発電するドラフト馬の動画を紹介します。
ドラフト馬のパワーは凄い!
ドラフト馬(draft horse)は日本ではあまり聞きなれないが、ばんえい競馬で使われてる馬もその種類だと思う。
走るスピードよりも引っ張る力にシフトした馬だ。そして穏やかで忍耐強い性格を持つ。
逆に乗馬や競走馬はもっと軽くて活発な性格の方がいい。
世界一重い馬の記録はイギリスのドラフト馬「サンプソン(後にマンモスと改名)」(1846年生まれ)。
なんと、ピーク時の体重は1524kgあったそうだ。大型の競走馬の3倍ぐらいあるのだから、まさにマンモスである。
馬が歩かされて白熱電球が13個光る。
ドラフト馬が発電する動画がこちらである。
発電装置の周りを人間の指示によって強制的に歩かされている。
歩くのをやめれば電球は消える。
歩いてる時も電球の明かりは安定しておらず、実用的とはいいがたい。
馬は目が回らないのか?(おわりに)
競走馬がも輸送中に乗り物酔いする馬がいるらしい。それでもフェリーよりも陸送の方がマシなんだとか。
それを考えると、馬も同じところをグルグル回り続ければ具合が悪くなる可能性はある。
使いもしない電球を点灯させるために、働かされる馬をみると切なくなるね。