波乱含みの安田記念。近年は前走1400m以下が狙い目!?

2021年はダノンキングリー(前走天皇賞秋12着)が7か月の休養明けで勝ったものの、

過去10年をみると、前走1400m以下を使った馬が結構勝ってるんですね。

昔から安田記念は「1800mを使った馬を買え」とか、「非サンデー系がくる」なんていわれてましたが、

そんな時代はとっくに過ぎ去っていたのかもしれない。

時代に乗り遅れるとろくなことがない。損をするのはいつも情報弱者だったりします。

それはさておき、安田記念は1番人気の信頼度が低い。2016~2021年まで6連敗中だ。

安田記念だけでなく東京のマイル重賞はそんな傾向があるのかもしれない。

東京新聞杯「1番人気の成績が悪い」なぜ?

ただし2,3着をみると前走1600m以上を使った馬が多いので、そこは誤解のないようお願いします。

前走1400m以下の馬が意外と勝ってる現実

ご覧のように、前走1400m以下を使った馬が、過去10年で5頭勝利してます。

  勝ち馬 前走の距離 騎手
2021年 ダノンキングリー 2000m(天皇賞秋) 川田
2020年 グランアレグリア 1200m(高松宮記念) 池添
2019年 インディチャンプ 1600m(マイラーズC) 福永
2018年 モズアスコット 1400m(安土城S) ルメール
2017年 サトノアラジン 1400m(京王杯SC) 川田
2016年 ロゴタイプ 1600m(ダービーCT) 田辺
2015年 モーリス 1600m(ダービーCT) 川田
2014年 シャスタウェイ 1800m(ドバイDF) 柴田善臣
2013年 ロードカナロア 1200m(高松宮記念) 岩田康誠
2012年 ストロングリターン 1400m(京王杯SC) 福永

このデータを見て分かるのは、

前走1400m以下で勝った馬はすべて栗東所属の騎手であること。

逆の言い方をすれば、

美浦所属の騎手が乗る場合、前走1600m以上じゃないと勝てないということになる。

ちなみに2,3着に入るのも厳しいようだ。2012年2着の内田(グランプリボス(前走京王杯SC))のみ。

おわりに

前走が高松宮記念や京王杯など1400m以下のレースの場合、

(安田記念で)美浦所属の騎手が乗るなら軽視かな。

参考まで。

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