リニューアル工事中の京都競馬場を観てきた!なかなか壮大。
京都競馬場の改修工事は、新スタンド、馬場、厩舎などを含めた総工事費が760億円に上るとされている。
ちなみにスカイツリーの総事業費は650億円とのことなので、それを上回る額だ。
JRAはコロナ禍でも儲かっていることが伺える。
想像よりもダイナミック!新しいスタンドが建設中
奥にあった旧スタンドはすでに無くなっていて、この時(2022年8月中旬)は、すでに鉄骨が組まれるなど新しいスタンドが建設中だった。
画像では伝わりにくいかもしれないが、凄いスケールである。
新スタンドは鉄骨造地上6階建て、高さは34m、延床面積は約61,000m2。
旧スタンドが7階建てだったので階数は減るものの、天井高がアップ。
ゆとりを感じられる空間になるようだ。
工事現場の詰め所か現場事務所のようなプレハブの建物が確認できた。
工事の規模を考えると、ここはスタンドとは別の現場(例えば馬場改修工事や競走馬の厩舎など)のものかもしれない。そもそも新スタンドから離れてる。
マルチ画面ターフビジョンは整備工事に伴い、当面の間、放映しないそうだ。
まぁ、屋内の小さなモニターで十分な人も多いだろう。
京都競馬場のターフビジョンは、高さ10.8m、幅64.0m。
ちなみに東京競馬場のターフビジョンは、高さ11.2m、幅66.4mで世界最大級。
いうほど差はないと思う。
円形パドックは楕円形に変わる!
2022年8月、名物だった円形パドック周辺はすでに解体されていて、更地から新しいものを造ろかと言わんばかりの状態になっていた。
確かに円形だと直線の歩様をみることができないってのはあるが、円形パドックが無くなって残念な気持ちを引きずってる人もいるだろう。
それでも新しい楕円形のパドックが完成するのは楽しみである。
ちなみに円形パドックは一周129mだったが、楕円パドックは一周140mになるそうだ。
おわりに
パドックが楕円になり、開放的で世界基準に見合った洗練された競馬場に生まれ変わることは間違いない。
京都競馬場のリニューアルオープンは2023年4月の予定。