競馬場の除草どうやってしてる?
今回は競馬場の除草について書いてみました。
憶測で書いてる部分があるので、違ってたらごめんなさいね。
広大な競馬場。どうやって雑草を排除してるのか?
競馬場はめちゃめちゃ広い。
例えば東京競馬場の敷地面積は622,635平方メートル。東京ドームは6,580平方メートルなので、単純計算だと94個分の広さだ。
そんな広さの競馬場で雑草と戦うのは、考えるまでもなく大変なことだ。
これはやっぱり除草剤を使うしかないだろう。芝生が枯れない除草剤を使用してると思う。
それにしても競馬場全体に除草剤を使うとなれば、それは大量に必要だ。除草だけでどんだけコストがかかってるのだろう。
「競馬場 除草」で検索すると、京都競馬場の除草作業員募集の求人が出てきた。詳細は不明だけど、除草剤を使えない場所や行き届かなくて生えてしまった雑草はは地道にむしり取るのだろうか?
よく一般道なんかで見られるウィーンウィーンって音がする草刈り機なんかは芝生の上では使えそうにない。
草刈り機で誤って一緒に芝生を根本付近から刈ってしまったら大変だから。
もちろん芝は芝刈り機を使って競走馬がなるべく怪我しないよう、走りやすいようにできるだけ美しく仕上げている。
ただしパンパンの馬場でコースレコードに迫るようなタイムで走った馬は次走で凡走するイメージがある。
力が一枚上手な競走馬なら、ダメージが少ない余裕のある勝ち方をすることが望ましい。
除草剤以外で雑草が生えにくくするには?
除草剤というとあまり良いイメージが無い。
人間にも馬にも何らかの健康被害がないのか心配になってくる。
除草剤を使わずに雑草を排除することは難しいだろうけど、
薬品を使わずに雑草が生えにくい環境を作るにはどうしたらいいのか?
家庭の庭でも言えることだけど、
芝生をできるだけ密に生えさせて雑草が根付くスペースを無くすことも大事なようだ。
パンパンに乾いた芝の上に雑草の種子が落ちても、水分がなければ発芽しにくい。
だから芝もある程度短く刈ってやらないと湿気が残ってしまい雑草が発芽して育ってしまう恐れがある。
まぁ除草剤使ってるから大丈夫なんだろうけど。
ダートコースは草生えない?
ダートコースといえば土や砂のコースのことなんだが、
そういえば砂浜って潮の満ち引きがあるせいで雑草が生えてないですよね。
塩分が多いと植物にとっては厳しいのだろう。
ダートコースにも塩を含ませれば植物は生えないんじゃないの?
と思ったらワカメやコンブなどの海藻は海水の中でも育っとるな。
ダートコースに海藻が入るわけないが。
何書いてんだ私は。
じつは塩を土壌に含ませると、それが雨水などで流れて除草剤よりも周辺環境に悪影響を及ぼすリスクが高いらしい。
おそらく競馬場にも水道管や電気の配管などが埋設されてるだろう。
そういった競馬場の設備が塩に浸されれば、劣化スピードも早まって大改修工事が必要になる。
それを考えると塩を撒いたりしないだろう。
つまり塩を土壌に撒くと植物は育たないが、塩害により競馬場の設備や周辺の環境を壊すおそれがある。
つまり塩を撒くのはNGだ。
しかし大井競馬場は海が近い。というか埋め立て地の上に競馬場がる。
東京湾から潮風が吹いてくるので他の競馬場と比べると雑草が生えにくいのではないだろうか?
付け加えると芝も育ちにくいのかもしれない。
大井競馬場の売り上げを考えると芝コースがあっても維持管理できそうな気もする。
それでも芝コースを設けないのは海が近くて芝が育ちにくいからかもしれない。