川田騎手が桜花賞を制した年のオークスにはある共通点が!?
2023年桜花賞は川田騎手騎乗のリバティアイランドが制しました。
格の違いを見せつけた末脚は、いろんなニュースで取り上げられました。
川田騎手はこれで3回目の桜花賞制覇。
ところで川田騎手が桜花賞を勝った年のオークスの結果はどうなっているのか?
2023年を除いた過去2回について分析してみましょう!
川田騎手騎乗の馬が桜花賞を勝ったのは3回。
川田将雅騎手は桜花賞を三度制している。
JRAの日本人騎手としてはそこそこG1を勝てる騎手であり、ベテランの域に達しているのでは。
その川田騎手が乗って桜花賞を勝った3頭を確認してみる。
2014年ハープスター(1番人気)単勝1.2倍
このときは圧倒的一番人気だったにもかかわらず辛勝だった。
ひやっとした人も多かったろう。
後のオークスも圧倒的1番人気だったがヌーヴォデコルト(岩田康誠)にまさかの敗戦。
つまり過剰人気だったかも。
2022年スターズオンアース(7番人気)単勝14.5倍
1番人気が大外枠をひいたナミュール(横山武史)であったこともあり、やや混戦ムードの桜花賞であった。
川田が上手く乗ったといえよう。
スターズオンアースはオークスではルメールに乗り替わって勝利した。
その後もほぼほぼルメールが乗り、新馬戦からG1含めてすべて3着以内という安定感が光る。
4歳時の有馬記念でも大逃げのタイトルホルダーをとらえてあわやと言うシーンがあったもののドウデュースにさされて2着。
もう少し内枠だったら勝てた内容である。
他方、オークスでスターズオンアースに乗れなかった川田はアートハウスに乗り7着に終わっている。
2023年リバティアイランド(1番人気)単勝1.6倍
川田騎手が桜花賞を勝った年のオークス。どうなった?
ここで川田が桜花賞を勝った年のオークスの結果(1~3着)をまとめてみた。
1着 | 2着 | 3着 | |
2014年 | ⑨ヌ-ヴォレコルト(2人気、単9.8倍)岩田 | ⑩ハープスター(1人気、単1.3倍)川田 | ⑤バウンスシャッセ(3人気、単16.4倍)北村宏 |
2022年 | ⑱スターズオンアース(3人気、単6.5倍)ルメール | ②スタニングローズ(10人気、28.2倍)レーン | ⑧ナミュール(4人気、7.1倍)横山武 |
2023年 | ⑤リバティアイランド(1人気、単1.4倍)川田 | ⑫ハーパー(2人気、8.8倍)ルメール | ⑬ドゥーラ(15人気、103.4倍)斎藤 |
2022年オークスの川田はアートハウス(2人気)に騎乗し7着に終わっている。
スターズオンアースは川田で桜花賞を勝ったにもかかわらず、ルメールに乗り替わってしまった。
その結果、ルメールはそのスターズオンアース(3人気)できっちり勝利した。
しかし川田はアートハウス(2人気)に乗り7着に終わった。
だがリバティアイランドは違った。
終わってみれば6馬身差をつける圧勝劇で、多くのファンを驚かせた。